循環と活性と…2

生姜栽培のワンシーズンが終わり、新たな栽培に向けた準備も色々としなければなりません。が…なかなか、事務作業に追われて現場作業に出れない辛さがあります。あれもこれもやらないといけないのに、どんどん季節は巡ります!

 


ここの生姜は無農薬有機を前提にしているのですが、圃場に施肥する堆肥とともに、頻繁に散布する生物活性水のプラントを作るという課題があることは、前回アップしたとおりです。

BMWという技術なのですが…あ、ドイツのメーカーとは関係ありません。
バクテリアミネラルウォーターというのですが、具体的には畜産の排泄物や残さなどを、バクテリアがエサとして分解する自然の自浄作用を利用した、生き物に良い水(生物活性水)や発酵堆肥を作り出す技術で、化学肥料や農薬を使用せず、身近な地元資源を活かした循環型農業で栽培を行うには不可欠な技術なのです。

プラントとは言っても、廃棄物のサイロを並べて配管しバイオリアクター(ゴミ箱に石詰めた)を設置し、海水と土着のバクテリアと家畜の糞尿を曝気(ばっき)して循環してやれば完成します。近いところで言えば、浄化槽みたいなもんです。

このプラントには上屋根が不可欠なのですが、ここのひとたちは誰にも頼まずにやってのけます。

ある日オフィスでパソコン仕事をしていると電話が鳴りました。
「いま、プラント上屋の杉丸太切り出してるから、手伝いに来い!」とのことです。
島のおじさんたちは多くを語りません。ちょー端的に電話を切ります。

現場に行くと森には多数の切り倒された丸太群が…

丸太を森から引き出すのですが、これをわずか3人でやります。

丸太の重量は1本数百キロ。

選定した丸太にロープをもやい、もう一方をトラクターに結ぶのですが、おじさんは一度みせてやるから結び方を覚えろと言います。おそらく一発で覚えないと、確実にしばかれます(笑)


はい、集中力高めて覚えましたとも!

残念ながら悠長に写真を撮っている暇はありませんでした…

 
およそ、3時間ぐらいでしょうかね?土砂降りのなか!(雨降りの方が木の滑りがいいのだそうで…)
想像を絶する過酷さです…間伐材が放置されている訳がよくわかります。
人手も時間もたっぷりかかるんですよね。

 

プラント前に積み上げられた杉丸太
プラント前に積み上げられた杉丸太

一棟分の丸太約30本程を県道の脇に積み上げ、夜中に軽トラで県道を引きずって運びます。捕まらないようにね(’~’)

おじさんたちが弟子っこ(10代の小間使い)のときはこの作業を馬でやっていたそうで、思い出話が驚きの連続ですわ。ここの人たちは開拓移民なのです。

写真を撮ってる暇がなくて残念です。ホントに…

 

おじさんたちはふたりとも60歳代ですが、異常にパワフルです。
おそらく都会の若いもやしっ子は全く歯が立たないでしょう。
60歳代でこれなのだから、若い時代はどうだったのでしょう?

恐ろしい限りです。

 

 

 

 

丸太の皮を剥いておけとのこと。はい、了解ヽ(`Д´)ノ

でも少ししか剥きに行けず…スミマセンでした。

 

 

うわっ!もう既に屋根が立ち上がってるし!